このキュヴェを造るのは今年で2回目となります。
2020年はコロナウイルス、地球温暖化による異常気象、フランスの選挙など、多くの変化がありました。トマは 世界中の誰もがもっと創造力と想像力を必要としていると感じたので、変化を期待してフランス語で「飛び立つ」という意味をもつenvol(アンヴォル)という名前を付けました。使用しているシラーは、2020年から別の生産者からブドウ畑を借りてトマが栽培しています。面白いことは、同じブドウ畑をロリータ・セヌが以前借りようと世話を開始していましたが、自宅との地理的な問題もあり結果的に彼女はより自宅近くにあるブドウ畑を借りることなり、トマがそれを引き継ぐ形になったということです。ブドウを収穫してから古い木製の圧搾機で直接圧搾しています。その後、数か月間タンクで発酵、熟成させ2021年4月にボトリングしました。
トマはこれまであまり軽い赤を造ったことはなかったのですが、友人のヴァランタン・ヴァルスに触発されて、ダイレクトプレスで軽いジューシーな赤を目指すことにしました。結果、2020年のヴィンテージは非常に人気になり、トマを地元で有名にしたキュヴェとなりました。
ドメーヌ・デ・マジェス / ランヴォル 2021
12.5 alc. 赤
品種:シラー
明るい赤色で、ジューシーなベリーの側面に加えて酸味と苦味のちょうど良いバランスと、シラーのスパイシーなタッチがあります。
¥5,170 (税込)
在庫あり