面積:
10ha
生産者:
アリヌ・オック
ストーリー:
ドメーヌ・デ・マトゥアンは南フランス、ルーション地方の中心、ラトゥール・ドゥ・フランスの村に位置しています。山に囲まれたアグリ渓谷は、ブドウ畑に最適な気候とテロワールを提供します。
ベルギー出身のアリヌは、以前よりワインを作りたいという思いが非常に強く、銀行員のキャリアを捨ててルクセンブルクからフランスの田舎にやってきました。彼女はワイン学の学位取得のためのインターンシップ中にこの地域を気に入った為、2008年に畑を購入しました。
ビオディナミを強く信じるアリヌにとって、ナチュラルワインを造ることは必然でした。彼女は、マカブー、グルナッシュ、ルドネール・プリュ、カリニャンなどの土着品種をテロワールに逆らわず自然な流れで栽培しています。
また映画への造詣も深く、映画のポスターのようにも見えるエチケットを採用しており、ロックでファンキーなワイン生産者です。
農業
ブドウ畑は完璧にビオディナミを遵守しており、2013年以降はABおよびDemeterの認証を受けています。ブドウの木は樹齢100年のブドウの木もあります。
馬や畑に優しいトラクターを使用して耕しており、ブドウ畑をリスペクトは忘れません。ブドウの処理には化学薬品を一切使用せず、手作りの植物ベースの薬のみを使用しています。
草むしりには牛や羊の家畜が使われます。
ブドウは手摘みで収穫され、美しいブドウだけがを選別しています。
ワイン造り
ブドウに敬意を表し、健康なものだけを選定してオーク樽で熟成させ、天然酵母のみで発酵させます。精製も濾過もせず、必要だと感じた場合のみごく少量の二酸化硫黄を加えて瓶詰めします。
彼女は自身のワイン造りについて「テクノロジーではなく、月の影響を受けている」と言い、直感に頼って感覚的に造っています。